これからフェンシングを始める方へ
このページでは、これからフェンシングを始めたいと考えている方へいろいろな情報を提供させていただきます。参考になれば幸いです。
その0 フェンシングとは?フェンシングの3つの種目とは?
- fencing3種目の紹介(フェンシングの見方、全国総体大会プログラムより抜粋)
- 審判のジェスチャー(令和6年6月改訂版)
- 審判のジェスチャー(令和6年4月フランス語版)
- 日本フェンシング協会作成の紹介ページ
その1 フェンシング用具を購入するには?
フェンシング用具専門のショップを掲載しました。分からないことがあれば電話で問い合わせていただけると丁寧に対応していただけます。
フェンシング用具専門店のページへ ※こちらをクリックしてください。
その2 フェンシングをやりたいのですが高校などの機会や場所はありますか?
各都道府県 全国委員(全国高体連フェンシング専門部委員長)または全国高体連フェンシング専門部登録校またはにお問い合わせください。以下に一覧を掲載しました。
各都道府県 全国委員(専門委員長)一覧
全国高体連フェンシング専門部 加盟校一覧
日本フェンシング協会ホームページにクラブチームの紹介があります。
その4 フェンシングができるようになりたい!
フェンシングの基礎についての動画集を掲載しました。(協力 愛知県フェンシング協会 冨田弘樹先生)
その5 フェンシングQ&A
Q1 フェンシングのシューズは、フェンシング用のシューズを使用した方がよいのでしょうか?
また、知り合いからフェンシング用具を譲りうけてフェンシングを始めたいと思います。問題はありますか?
A1
各スポーツメーカーからフェンシング用のシューズが発売されています。フェンシング用のシューズの使用は、ケガ防止の観点からも望ましいと思います。しかしながら、全国総体の出場する選手のシューズを見ると他のスポーツ用のシューズを履いている選手も多くいます。YouTubeなどの動画に登場する選手がどのようなシューズを履いているかを見るのも面白いかもしれません。管理人の私見ですが、滑りすぎずにファントの際の衝撃に耐えることができ、かかとが少し丸くなっているシューズならば良いかと思います。私の現役時代はオムニコート用のテニスシューズを使用していました。
譲り受けた用具については、耐圧をチェックしてください。フェンシングではNW(ニュートン)という単位が使用されますがマスクでは1,600NW、ユニフォームは350NW、プロテクター(ユニフォームの下に着用する貫通防止の防具)は800NWでないと高体連の試合には出場できません。また、古い用具で怖いのはユニフォームのほつれやグローブのほつれ、穴です。過去に国内においてユニフォームのほつれから剣が入り大きな事故が発生したこともあります。試合の際は、審判がユニフォームのほつれ、マスクやグローブの穴等をきちんとチェックします。もし、適合しない場合は試合に出場することができませんのでご注意ください。いずれにせよ、フェンシングを行う際は安全重視でお願いします。
Q2 試合出場にあたり何を準備すれば良いのでしょうか?
A2
上記Q1にあるユニフォーム上下、プロテクター、マスク、グローブ、剣、ボディワイヤーは必ず必要になります(女子選手は胸当ても必要です)。また、種目によってメタルジャケットが必要であり、マスクやグローブが異なります。ご注意ください。さらに、剣やボディワイヤーなどはよく故障しますので予備が必要です。
Q3 試合の際に用具が適合しませんでした。即、棄権になってしまうのでしょうか?
A3
全国総体(インターハイ)や全国選抜大会において、時折、基準に適合しない用具の着用などが見られます。すぐに交換をしてもらいますが予備が無いときはすぐにショップで購入してください。教育的配慮から即、棄権にはしませんが全選手を含めた大会運営に大きな影響を及ぼします。大会出場の際は、前日に武器検査を受ける、武器検査の対象になっていない用具の準備などきちんとおこなってください。不明な点があれば、武器検査場に「武器検査官」が常駐しておりますので、遠慮なく質問等をお願いします(全国総体・全国選抜大会に限ります)。ただし、県大会やブロック大会の場合はフェンシングショップが無い場合が多いため特に注意して準備してください。
Q4 用具検査(武器検査と呼ぶこともあります)とは何ですか?
A4
フェンシングの用具については「用具基準」というものが定められています。用具基準はこちらをご覧ください。試合では、その用具に適合しているかの検査をあらかじめ行い合格したもののみが試合で使用できます。また、合格した用具については合格証が貼付または印字されます。合格証のない用具を試合で使用とするとレッドカードの罰則が適用されますのでご注意ください。現在は、コロナ禍ということもあり「マスク」「メタルジャケット」「サーブル用カフ」のみの簡易検査となっています。(令和5年度全国総体については未定)
Q5 フェンシング競技の顧問になりましたがフェンシングの経験がありません。どうすればよいでしょうか?
A5
今年度よりフェンシング競技の顧問になられて不安の多い教職員の方も多いかと思います。全国高体連フェンシング専門部には「強化普及委員会」がありますのでいろいろな質問を受けることができます。また、指導者研修会も実施しておりますのでお気軽にご参加ください。【令和5年度指導者研修会のご案内はこちら】質問等につきましてはこのwebページの「お問い合わせ」または、強化普及委員長 大槻
(t-otsuki@m.nagano-c.ed.jp)まで連絡いただければと思います。全国総体や全国選抜参加などの引率で不安な点なども含めて分からないことがありましたら連絡いただければ返信させていただきます。
Q6 フェンシング競技者の保護者ですが試合の観戦にルールなどはあるのでしょうか?
A6
フェンシングの観戦についてはいくつかの注意点があります。①プレー中は声や音は発するのはお止めください。審判の「アレ(始め)からアルト(止め)」までの間がプレー中という扱いになります。ひどい場合には、審判より観客に罰則が適用されることがあります。②試合場(ピストや会場のフロア)には入らないでください。それぞれの大会ごとに観客が入ることができる範囲が決められておりますのでご注意ください。③音の鳴る太鼓や笛などを使用しての応援は高体連では禁止させいていただいております。
審判員のジェスチャーは、その内容によってきめられています。このページの上部にある「審判のジェスチャー」をご覧いただくと多少なりともフェンシングの観戦が分かりやすくなると思います。
その他
「このような情報を掲載してほしい」「これはどうすれば良いのか?」など質問や要望などがありましたら全国高体連フェンシング専門部 問合せに連絡してください。このページのさらなる発展のためにご協力よろしくお願いします。